日本南大洋生態系研究プロジェクト Japanese joint Research
on East Antarctic Ecosystem STructure
(JR-EAEST)

東京海洋大学練習船「海鷹丸」による南極海での生態系研究を総括する特集号が出版Ecosystem studies in the Indian Ocean sector of the Southern Ocean undertaken by the training vessel Umitaka-maru Polar Science誌、第12巻、1-108ページ

2017年6月に、海鷹丸IVで行われたKARE09(2002/03)からKARE18(2014/15)までの10回の南極観測航海の成果をまとめた特集号が出版されました

海鷹丸は東京海洋大学(海洋大)の練習船です。1956年に海鷹丸II世が、南極観測南極観測船「宗谷」の随伴船として南極航海を行って以来、2017年1月に行った航海が20回目の航海となりました。現在の海鷹丸IVは2000年に進水し、これまで12回の航海を行っています。この特集号は、このうち2002年度から2014年度の間に行われた10回の航海の成果について総括し、南極海のインド洋セクターにおける生態系研究を次のステージにつなげることを目的としています。

インド洋セクターと呼ばれる海域は東経30度から東経150度に至る海域で、最も近いオーストラリアやアフリカ大陸からも大きく離れていることなどから、南極海の中でも最も生態系研究が遅れている海域です。東京海洋大学は情報システム研究機構国立極地研究所(極地研)と2009年に包括連携協定を締結し、共同で生態系研究を行ってきました。さらに2016年には、ACE CRC (Antarctic Climate and Ecosystem, Cooperative Research Centre) という国際的な枠組みに加盟し、特にオーストラリアとの関係を強化しています。

参考
Masato Moteki, Tsuneo Odate, Graham Hosie, Kunio Takahashi, Kerrie Swadling, Atsushi Tanimura (2017) Ecosystem Studies in the Indian Ocean Sector of the Southern Ocean by the training vessel Umitaka-maru. Polar Science, 12, 1-4

PAGE TOP
Copyright © Collaborative Research Team for the Southern Ocean Ecosystem by TUMSAT and NIPR All Rights Reserved.