生態系班・古海洋班合同「微化石ワークショップ」が開催されました
海底の堆積物に含まれる微小な生物の化石(微化石)の研究をする古海洋班と、現世の海洋微小生物の生態を研究する生態系班の研究者が、10月28日から30日の3日間名古屋大学で一堂に会しました。
海底堆積物には珪藻、放散虫、有孔虫など様々な微小生物の化石が含まれていることがあります。ワークショップでは、化石ができる過程など基本的な事柄についての座学から始まり、進行中の研究や新たな研究のアイデアなどが各班から紹介されました。さらに、微化石の研究がどのように行われるのか研究者間で共有するため、実際にプレパラートの作成や微化石の観察を行いました。
このように、異分野間での議論や、実際に研究の一端を体験し共有することは、新たな研究分野やアイデアの創出につながるきっかけになることと、みな確信しました。


