日本南大洋生態系研究プロジェクト Japanese joint Research
on East Antarctic Ecosystem STructure
(JR-EAEST)

海鳥の目視観測の研修を行いました

2019年5月21-22日、濱本(修士1年)、立花、茂木(いずれも海洋大)の3名で函館に出張しました。函館・大間間のフェリーに乗船し、海鳥類の目視観測の研修を実地で行うことが目的です。指導は綿貫先生ほか、西沢さん(ポスドク)と安積さん(修士2年)の北大の皆さんです。お二人とも綿貫先生のもと海鳥の研究を行っています。21日はあいにく悪天候だったため乗船を断念しましたが、綿貫先生の研究室でハシボソミズナギドリ・ゼミを開催していただきました。ハシボソミズナギドリは、この時期には北海道やベーリング海に飛来していますが、南半球の夏季にはタスマニアで繁殖期を迎え、南極海にまで餌を摂りにいくという、にわかには想像しがたい長距離の渡りをします。翌22日は天候が回復し予定通り、函館・大間間を往復し、実際にハシボソミズナギドリを含めた海鳥類の観測を行いました。観測は一言でいえば種を特定し数を数えるだけですが、科学的なデータを取るためのその方法にはなかなか奥深いものがあることを改めて感じました。ウトウやコクガンなど関東ではなかなか見ることのできない海鳥類のほか、ネズミイルカ、カマイルカ、オットセイなどもたくさん観察することができ、楽しい実習でもありました。2020年1月に行われる「海鷹丸」航海が本番です。海鳥類は高次捕食者と呼ばれる食物網の上位にいる生物で、チームの重要な研究対象のひとつです。(茂木)

 

写真1

出港前の打ち合わせ。西沢さん(右)が野帳の付け方を説明しています。

 

写真2

観測中。真剣です。右は綿貫先生。

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